ジョン・ウォード（John Ward, 1571-1638）はイギリスの作曲家。ジョン・ダウランドの同時代人。


ウォードはカンタベリーの生まれで、カンタベリー大聖堂の聖歌隊員だった。ロンドンに移り、そこで財務省の代理人（Attorney）ならびに音楽家として、サー・ヘンリー・ファンショウに仕えた。結婚して3人の子供を得た。1636年にはエセックスに移っていて、そこのIlford Magnaで亡くなった。

ジョン・ウォードは、マドリガル、ヴァイオル合奏曲、礼拝のための曲、アンセムを作曲した。ウォードのマドリガルは美しい歌詞、広い旋律線、独創性がきわだっている。マドリガルには次のようなものがある。『行け、嘆きの詩よ（Go Wailing Accents）』、『Fly Not So Fast』。合唱曲には次のようなものがある。『来たれ、暗黒の夜（Come, sable night）』、『Hope of my heart』、『My breast I'll set upon a silver stream』、『Out from the vale』、『Satyr once did run away』。

作品ID: W115

ジョン・ウォード 　　　　John Ward (1571-1638) ◇公開日: 2011年06月15日 ◇ジャンル: 作曲家W、03-ルネサンス、12-リコーダー(合奏)、21-キリスト教音楽、32-合唱曲 ◇関連ブログ: イン・ノミネ集 (2011年06月15日 作成) コメント

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