ジャック・バルビニャン（Jacques Barbignant）は､少なくとも1445年から1460年にかけて活動していたことが記録に残っているフランスの作曲家である。1960年まで、彼はのちの作曲家ジャック・バルビロー（Jacobus Barbireau, 1455-1491）と混同されていた。というのは、バルビニャンという名前の人の記録がないためである。 彼は音楽理論家のティンクトーリス（Johannes Tinctoris）に引用されており、また1497年には、作曲家のエロワ・ダメルヴァル（Eloy d'Amerval）と詩人のクレタン（Guillaume Crétin）による「著名な作曲家のグループ」の中に名を連ねている。もし"Au travail suis"が彼の作品であるなら、彼はオケゲムへの重要な影響を及ぼしたかもしれない（オケゲムは、２つのミサ曲と"Ma maistresse"でそれを利用している）。また、歌はロイゼ・コンペール（Loÿset Compère）によって換えられた。

作品ID: W081

ジャック・バルビニャン 　　　　Jacques Barbignant (fl.1445-1460) ◇公開日: 2010年05月27日 ◇ジャンル: 作曲家B、03-ルネサンス、12-リコーダー(合奏)、21-キリスト教音楽、32-合唱曲

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