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レオナン(Léonin、またはラテン語でレオニヌス(Leoninus))は、ポリフォニックなオルガヌムの作者として、歴史上最初に名を残した人物。12世紀にパリのノートルダム大聖堂で活躍した。典礼のグラドゥアーレやアンティフォナのために書かれた著書『オルガヌム大全 Magnus Liber』は、クラウズラ(グレゴリオ聖歌のメリスマ的な部分を、速度を大幅に落として定旋律に利用し、その上声部に速い動きの対旋律をのせて作られたポリフォニー音楽)に捧げられている。恐らく最初にリズム・モードを用いた作曲家で、そのための記譜法を発明した人物とも見なされている。レオナンの作品を大幅に改良して拡大させたのが、後世の作曲家ペロタンである。
レオナン (レオニヌス) ◇公開日: 2011年01月22日 |
レオナン (レオニヌス) ◇再生:
high / normal / low ◇演奏時間: 2分38秒 ◇公開日: 2011年01月22日 |
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