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クリストバル・モラーレス(Cristóbal de Morales, 1500年頃 セビリャ - 1553年10月7日 マルチェーナ Marchena)はルネサンスの作曲家。ビクトリア以前のスペインの作曲家では、最も影響力があった。
ほぼすべての作品が宗教曲であり、そのすべてが声楽曲である。しかしながら楽器は、演奏の際に伴奏として使われていたかもしれない。モラーレスは数多くのミサ曲を作曲しており、そのいくつかは、おそらく教皇庁の聖歌隊のために作曲されたためであろう、目をみはるほどの難しさである。モテットは100曲以上、マニフィカトは18曲、エレミアの哀歌は少なくとも5曲ある。(このうち1曲はメキシコの単独の手稿譜に存在している)。《マニフィカト》のみがモラーレスを他の作曲家から際立たせる存在であり、こんにち彼の作品の中ではこれらが最も頻繁に演奏されている。様式的に見ると、モラーレスの作品は、中期ルネサンスの他のイベリア半島の作曲家と多くの点で共通点があり、たとえば現代人の耳にとって調性音楽のように聞こえる和声進行への偏愛(4度や5度によるバスの動きはゴンベールやパレストリーナよりも普通に行われている)や、トマス・タリスなどの同時代のイギリス音楽よりさらに自由な、準固有和音や借用和音の利用である。モラーレスの作曲様式で特徴的な点の一つが、リズムの自由であり、随所で3対4のポリリズムが認められ、また、ある声部が、他声部の主導的な拍節感を無視して、テクスト通りのリズムで歌うために、クロスリズムが生ずる箇所もある。後半生において地味で重厚なホモフォニー様式で作曲するようになるが、一生を通じてモラーレスは、テクストの表現と分かりやすさを芸術上の最高の目標とした、注意深い職人なのであった。
モラーレスは国際的な名声を得た最初のスペイン人作曲家である。その作品はヨーロッパ全域で販売され、多くの楽譜は新大陸にも渡って行った。モラーレス作品は、作曲者の死後から100年経ってもなお多くの音楽著作家や音楽理論家によって、当時の完璧な音楽の一つに数えられていた。 [Wikipedia]
クリストバル・デ・モラーレス ◇公開日: 2017年09月27日 |
哀歌 ◇再生:
high / normal / low ◇演奏時間: 44分37秒 ◇公開日: 2017年09月27日 (J) |
1. Incipit lamentatio (atribuida a Constanzo Festa) ◇再生: high / normal / low ◇演奏時間: 4分38秒 ◇再生回数: 218回 (J) |
2. Lamed. Cui comparabo te (atribuida a Constanzo Festa) ◇再生: high / normal / low ◇演奏時間: 5分45秒 ◇再生回数: 216回 (J) |
3. Heth. Peccatum Peccavit Jerusalem (atribuida a Constanzo Festa) ◇再生: high / normal / low ◇演奏時間: 5分18秒 ◇再生回数: 215回 (J) |
4. Phe. Audite obsecro (atribuida a Constanzo Festa) ◇再生: high / normal / low ◇演奏時間: 5分58秒 ◇再生回数: 212回 (J) |
5. Sade. Quomodo oscuratum (atribuida a Constanzo Festa) ◇再生: high / normal / low ◇演奏時間: 6分8秒 ◇再生回数: 210回 (J) |
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